Mobile DSS for iPhone?



SoftbankからiPhone3G用のワンセグチューナーが発表されましたが、これって要するに、
ワンセグ放送→QuickTime変換→DarwinStreamingServer→WiFi→iPhone
ということではないかと、勝手に想像しております。
もちろん、slingplayer for iPhoneとかorb for iPhone(両者ともまだAppStoreには登場していない)の様にQuickTimeではない独自フォーマットでの動画生中継も可能でしょうけど、iPhoneにとって、もっとも合理的なのは内蔵の(ハードで最適化された)QuickTimeで動画生中継することであることは明白です。なんといっても、ワンセグがすでにH.264&AACですし、入れ物をQuickTime化するだけですから、変換負荷も低いはずですし。
しかし、現在のiPhoneに搭載されているQuickTime Playerは生中継に対応しておりません(具体的にはrtspプロトコールが排除されている)。そこで、推測されるのが、絵文字をAppleに認めさせたSoftbankの影響力です。絵文字に関してはApple本社に通い、かなりの交渉を続けてきたという話も聞こえていることから、QuickTimeに関してもSoftbankがiPhoneへのrtspの実装を例外的に認められたのではないかと、私は推測しています。
以上を仮定すると、当然疑問点が出てきます。DSSは公衆配信用のサーバー技術であるため、iPhone用ワンセグチューナーが1台あれば、数台のiPhoneがワンセグ受信をできるようになってしまうのですが、それでは放送を再配信することとなり、当然著作権法上問題が出てきます。つまり、このデバイスの注目点の一つは、どうやって個別のペアリング(iPhone1台とWiFiワンセグチューナー1台を組み合わせた際のみに動作)しているかという点です。
もしこれが、ワンセク再生アプリとWiFiワンセグチューナーのハードウェアが直接ペアリングする仕組みであれば、iPhoneへの配信方法がDSSを使ったQuickTime生中継である確率が高いと思われます。というのもワンセグ自体にもDRMはないですし、QuickTimeの生中継もDRMがないためで、動画フォーマット自体ではなく外枠で一対多の通信を排除していることになるからです。
以上の仮定から、iPhoneへの動画生中継が実現した、このデバイスの意義は大きく、ぜひ購入したいと思っています。(個人的にはSoftbank912TやEneloop外部バッテリーを持っているため、実用面でワンセグも外部バッテリーも新たには要らないのですが、純粋な生中継への興味のためです)
あと、発表会の中でニワンゴの方がちょっとだけ話をしていたニコニコ動画 for iPhoneが早く出てこないか楽しみにしております。